「ハッシュタグを使って集客ができるの?」
「ハッシュタグの意味を改めて理解したい」
このような意見をお持ちではありませんか。
ハッシュタグの意味を何となく理解していても、細かい部分までは知らない方が多いのではないでしょうか。
特に新たにSNSを始める方や集客に力を入れたい方は、ハッシュタグの意味を理解してより効果的に運用したいところです。
本記事ではそんな疑問の解決に役立つ内容を、以下の順に解説します。
- ハッシュタグを付ける意味
- SNS別のハッシュタグの正しい付け方
- ハッシュタグをつけるコツや注意点
ハッシュタグからSNSを伸ばしたい方に役立つ記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
ハッシュタグとは?

ハッシュタグとは、SNS上で先頭に「#」が付けられているキーワードのことです。
頭に「#」が付くことでキーワードがリンクになり、そのキーワードが付いた他の投稿を見つけやすくなります。
ハッシュタグはXやInstagram、Facebook、YouTubeなどあらゆるSNSに付けることができます。
ハッシュタグは、2007年にエンジニアのクリス・メッシーナ氏がX(当時のTwitter)で初めて付けたとされています。
現在では、特にSNS運用を行う方にとっては欠かせないものといえるでしょう。
ハッシュタグを付ける意味

ハッシュタグを付ける意味は、投稿の分類です。
その投稿がどういった内容について書かれているのか、ユーザーがパッと見て判断することができます。
例えばYouTubeの動画に「#沖縄旅行」といったハッシュタグを付けることで、沖縄旅行が好きなユーザーに見つけてもらいやすくなります。
ユーザー目線で見ると「YouTubeで沖縄旅行のおすすめスポットを探したい」「大好きな沖縄のvlogを見て癒されたい」などの理由で、動画を探していると推測できます。
閲覧数を増やしたいのであれば、ハッシュタグは各投稿に付けておくべきです。
ハッシュタグを活用するメリット

ここからはハッシュタグを活用するメリットとして、以下の3点を解説します。
- 閲覧数やフォロワーを増やせる
- キャンペーンに参加してもらえる
- SNSでトレンドを探れる
1点ずつ確認していきましょう。
閲覧数やフォロワーを増やせる
ハッシュタグを付けることで、閲覧数やフォロワーを増やすことができます。
ユーザーは、同じハッシュタグの投稿に簡単に飛べるためです。
単語の頭に「#」を付けることで、その単語がリンクになります。
他の投稿者が同じハッシュタグを付けている場合、見に来てくれる方の増加が期待できます。
またSNSによってはハッシュタグを付けることで、関連動画と判断しておすすめの投稿に表示されます。
そこから閲覧数やフォロワーを増やすことができるでしょう。
キャンペーンに参加してもらえる
ハッシュタグを活用すれば、ユーザーにキャンペーンへ参加してもらえます。
指定したハッシュタグを付けてユーザーに投稿を促すことで、企業の宣伝効果になるためです。
ハッシュタグのキャンペーンは、例えばコンテストやプレゼント企画があります。
独自のハッシュタグを活用することで、認知度アップやSNSのエンゲージメント率アップにつながります。
企業のSNS担当者にとって、宣伝になる良い使い方といえるでしょう。
SNSでトレンドを探れる
ハッシュタグを上手く活用することで、SNSのトレンドを探ることができます。
運用担当者がSNSを伸ばすためには、トレンドを知ることが欠かせません。
XやInstagramではおすすめやトレンドのハッシュタグのページがあり、簡単に探ることが可能です。
ハッシュタグとセットで投稿数が表示されているので、人気のハッシュタグを瞬時に知ることができます。
ハッシュタグの正しい付け方

ハッシュタグの付け方や付けるポイントは、SNSによって少しずつ異なります。
ここからはハッシュタグの正しい付け方について、以下の4つのSNSごとに紹介します。
- X(Twitter)
- YouTube
1つずつ詳しく確認していきましょう。
X(Twitter)
Xのハッシュタグは、投稿文の最後に付ける方が多いです。
投稿に関連するキーワードを付けることで、閲覧数を増やすことができます。
他にも文章の途中で付けることもできます。
その際は、「#○○」の前後にスペースを入れてリンク化しているか確認しましょう。
X公式は、ハッシュタグを2つまでに抑えるように推奨しています。
むやみやたらに付けるよりも、重要なハッシュタグに絞ることが大切です。
Instagramは写真や動画を投稿する際、文章を添えることができます。
その文章の中でも、最後にハッシュタグを付けるのが一般的です。
Instagramは1回の投稿につき、最大30個のハッシュタグを付けることができます。
Instagramは他のSNSと比べて拡散力が弱く、ハッシュタグを付けて閲覧数を増やす努力が必要です。
更新済みの投稿であっても文章を編集できるため、後でハッシュタグを追加することができます。
Facebookでは、文章の途中または最後にハッシュタグを付けることができます。
特にビジネスに活用する場合はハッシュタグの活用により、閲覧数アップや認知度アップを狙うことができます。
ただFacebookでハッシュタグを使う方は、決して多くはありません。
Facebookは知人の投稿を閲覧するために利用され、拡散を目的としないことが多いためです。
Facebookのハッシュタグの効果は、他のSNSと比べて薄いとされています。
YouTube
YouTubeは各動画の説明部分に、ハッシュタグを追加することが可能です。
他のSNS同様、ハッシュタグから動画を見てもらえる可能性が高まります。
他にもYouTubeの動画にハッシュタグを付けると、検索結果や関連動画として上位表示されやすくなります。
YouTubeのハッシュタグは、各動画の説明文の上から3つが強調して表示されます。
他のSNSよりもハッシュタグを並べる順番が重要となります。
ハッシュタグを付けるコツや注意点

ここからはハッシュタグを付けるコツや注意点として、以下の4点を解説します。
- 「#」は半角で付ける
- タグになっていることを確認する
- 関連性の低いタグは使用しない
- 商品名を含めた独自のタグを活用する
1点ずつ詳しく見ていきましょう。
「#」は半角で付ける
ハッシュタグの先頭に付ける「#」は半角で付けましょう。
全角に対応するSNSもありますが、多くのSNSで対応しているのは半角です。
したがって半角での入力に慣れておくことをおすすめします。
「#」が全角になっているとハッシュタグに変換されず、ユーザーがクリックできない可能性があります。
さらにSNS公式がハッシュタグとして認識できず、検索上位表示への恩恵が受けられません。
タグになっていることを確認する
SNSでのハッシュタグは、タグになっているのか確認する癖を付けましょう。
細かい間違いでハッシュタグにならないことがあるためです。
例えば「#」がハッシュタグ(#)ではなくシャープ(♯)になっている場合、リンク化されません。
ハッシュタグとシャープは異なる記号のため、間違えないように注意が必要です。
他にも「#」とキーワードの間にスペースが入っている時は、ハッシュタグと認識されません。
投稿ボタンを押す前に、ハッシュタグが青色に変わりリンク化されていることを確認しましょう。
関連性の低いタグは使用しない
SNSに投稿する際、関連性の低いタグは使用しないように気を付けましょう。
もし関連性の低いタグを乱用すると、ユーザーの信用を失くす可能性があるためです。
ハッシュタグばかり並んでいる投稿は、パッと見ただけでもしつこさを感じます。
ユーザーから嫌がられるのみならず、場合によってはSNSに迷惑行為やスパムとして認定されてしまいます。
またSNSによって、付けられるハッシュタグの数や推奨するハッシュタグの数が決まっていることがあります。
事前にチェックしておきましょう。
商品名を含めた独自のタグを活用する
SNSをビジネスに活用する場合、ハッシュタグは商品名を含む独自のタグを活用することをおすすめします。
独自のタグを活用することで、ユーザーに公式のハッシュタグだと認知してもらえます。
企業を意識しやすくなり、認知度アップにつながるでしょう。
キャンペーンに活用するハッシュタグに関しても、独自のタグを活用しましょう。
例えばXでプレゼントキャンペーンを開催した場合、拡散力が高まります。
まとめ
SNSのハッシュタグで閲覧数が増えるのは、ユーザーがハッシュタグから飛んでくるだけでなく、投稿の関連性、上位表示などにも影響があるためです。
また独自のタグを上手く活用すれば、企業の認知度アップにつながります。
さまざまなメリットのあるハッシュタグは、SNS運用担当者にとって欠かせないものです。
本記事を参考に、効果的にハッシュタグを活用してみてください。
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